第8回「ゆめづくりまちづくり賞」優秀賞を受賞
平原区自治会で取り組んできた、「ハーブ栽培とピザハウスの運営」が、快適都市実現委員会(国土交通省近畿地方整備局)主催、安藤忠雄実行委員長による第8回 ゆめづくりまちづくり賞で優秀賞をいただくことになりました\(^o^)/
奈良新聞さんにも掲載いただきました。
〈以下記事内容〉
地域愛のピザハウス - 優秀賞を受賞/下市町平原地区の取り組み
地元で育てたハーブや農作物を生かしたピザハウスを昨年開店した、下市町平原(へいばら)地区(27世帯約80人)の地域おこしの取り組みが、国土交通省近畿地方整備局の第8回「ゆめづくりまちづくり賞」の優秀賞に選ばれた。
ピザハウス「エルバ」は昨年8月、地区集会所の隣接地にオープン。10月までの日曜限定で営業し、営業日数11日で約500人が来店した。
開店にあたっては、同地区で江戸時代に薬草栽培が盛んだったことに着目。耕作放棄地でレモングラスやカモミールなどのハーブを栽培した。
店の運営では、若手男性が収穫し、老人会が茶葉などに加工、若手女性がピザハウスで腕をふるうなど作業を分担。地域の誰もが参加できる仕組みを構築した。
この動きに合わせて、ハーブの摘み取り、蒸留水作り、ピザ作りといったワークショップも実践。地域に多くの若者を呼び込み、ハーブティーの販路も広がりつつあるという。
同賞には関西で30件の応募があり、平原地区のまちづくりは「世代を超えた交流が深まり、コミュニティーや生きがいが創出されるだけでなく、地域が誇れる資源を活用することによりさらなる地域愛(誇り)の創出にも至っている」と評価された。
平原区むらづくり委員会の北谷寿朗委員長(57)は「みんなが協力を惜しまない、このむらの良さを再認識した。合言葉の『楽しむ、うるおう』まではなかなかいかないが、受賞を自信にして、本当のむらおこしに結びつけていきたい」と話した。
ピザハウスは、ことしも5月から日曜限定で営業する予定となっている。
(奈良新聞 2016年2月18日 より)