「平原(へいばら)地区」は奈良県吉野郡下市町の西部に位置し、
県道沿いの平地と急傾斜地それぞれに21軒の家屋が点在しています。
現在の人口は52名、うち65歳以上が25名、20歳以下が4名のまさに少子高齢化、限界集落寸前の状況です。

現在高齢化率44パーセントでも・・・

・・・あと10年したら・・・
今いる子どもたちは進学・就職で出ていき、ますます高齢化して人口減少、限界集落へのカウントダウンが始まってます。

唯一の救いは、今現在50代・60代前半のまだまだ頑張れる世代の人たちがたくさんいること。
「今のうちに10年先を見据えて出来ることから始めよう!!」
と集落の住民が集まってワークショップが始まりました。

何回も何回もワークショップも開き

村の歴史について学んだり

視察に行ったりして

計12回ワークショップの結果、まとまったのが、『ハーブの村構想』

平原地区は昔から薬草の栽培が盛んだった事から
現在風にアレンジしてハーブをキーワードにして村を盛り上げていこうということになりました。

現在はハーブ(主にレモングラス)の栽培・加工・販売と栽培したハーブや地元産の野菜を食材として使ったピザハウスの運営を2本柱として活動しています。